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TRD Vitzchallenge Rd.2 in 高山
イベントレポート

林道SS実施で人気の高い『TRDヴィッツチャレンジ Rd.2 in 高山』

ついに60台のエントリーを記録! シリーズの好評さを物語る。

3月に開催されたRd.1の千葉で55台の参加を得たTRDヴィッツチャレンジであるが、5月15日開催のRd.2高山ラウンドで早くも60台の参加台数となった。 このことはこのイベントの人気の高さを証明しているといえよう。 60台という参加台数は、ラリー開催においての最大参加台数であり、TRDヴィッツチャレンジは今年度からJAFより最大75台までの特別承認を得ての開催となっている。また、この大会は毎年林道でのSSを実施することでも人気の高いイベントとなっている。 集合会場は岐阜県高山市丹生川支所。市町村合併までは丹生川村役場として使われていた施設である。
残念ながら夜半から降り出した雨が降ったりやんだりする中でのラリースタートとなった。参加者は、早朝6時からFUKAYAPark(深谷ダム)のグラベルコースとDAYOSHI(駄吉林道)のターマックコースでのレキ(事前試走)を行い、再度スタート会場へと戻り参加受付・車両検査となる。

イベントデータ
主催 松本スポーツカークラブ(MCSC)
開催日 2005年5月15日(日)
開催エリア 岐阜県高山市周辺
スタート会場 高山市丹生川支所(旧丹生川村役場)
サービスパーク 高山市丹生川支所駐車場
ゴール 高山市丹生川支所緑地管理センターホール
セクション数
SS本数 5本
SSトータル距離 約16km
参加台数 60台
完走台数 56台
当日の取材媒体
株式会社 芸文社 プレイドライブ モータースポーツ誌 6月1日発売号
株式会社三栄書房 オートスポーツ モータースポーツ誌 6月2日・9日発売号
★★★★★★★★

SS1

早朝の雨も小康状態の中、オープンクラスゼッケンNo.1の室田/宮城組がスタート。室田は昨年度のシリーズチャンピオンである。

SS1に設定されていたのは、深谷ダムの周囲にある林道約1.1Km。当日の雨の影響もあり、スリッピーな路面に手を焼きながらも、オープンクラスのベストタイムは室田/宮城組が奪取する。2番手にはつちや/豊田組(ゼッケンNo.3)がコンマ4秒差で続く。チャレンジクラスではRd.1で3位をゲットした鎌野/下里組(ゼッケンNo.25)がベストをたたき出す。

チャレンジクラス表彰
チャレンジクラス表彰

SS2

深谷ダムからSS2のある駄吉林道までは国道を移動して十数キロ。駄吉林道はかつて全日本選手権ラリーにも使用された中高速主体の本格ラリーコースで、SS2では約3kmに設定されている。

オープンクラスは、富山からエントリーの野村/山村組(ゼッケンNo.4)がつちや/豊田組を5秒引き離す快走を見せ、このSSを制した。
だがもっとも驚くべきは、チャレンジクラスに地元高山からエントリーの和田/谷組(ゼッケンNo.32)が、総合でも2番手に入るタイムを出したことである。

SS2からSS3への標高の高いところでは、途中にはまだ雪が残る場所や桜の咲いているところもあり、リエゾン区間を走行する参加者の目を楽しませてくれた。

チャレンジクラス表彰
チャレンジクラス表彰

SS3

SS3は再び深谷に戻ってのアタックとなる。1本目のSSで多少慣れたのか、各参加者がタイムを伸ばしてきた。このSSもオープンクラスは野村/山村組が奪取する。チャレンジクラスはやはり鎌野/下里組が強く、SS1に続いてのベストタイムをマーク。2番手には中村/中村組が入る。
中村組はヴィッツチャレンジの常連となった親子のクルーである。このような参加が出来るのもこのイベントの特徴であるともいえよう。

チャレンジクラス表彰

サービスパーク

SS3からラリー車はサービスポイントとなる高山市丹生川支所へと戻ってくる。ヴィッツチャレンジの場合、サービスとはいってもタイヤ交換と増し締めなどの基本的な部分の点検を行い、後の時間は事務局から配布される昼食を取り、参加者同士が意見交換しあうのがほとんどのパターンである。

SS4・SS5

腹ごしらえを済ませた各参加者は、今回のラリーの最長SSとなる5.3kmのSS4・SS55へと向かう。SS4とSS5は駄吉林道に設定されており、ほぼ同じルートを2周する形になっている。

雨も上がりセミウエットとなったSS4では、オープンクラスではつちや/豊田組、チャレンジクラスでは鎌野/下里組がトップタイムをマークする。

SS5はSS4と同じコースということもあり、各参加者ともにランクアップを狙ってタイムアップをしてくるが、オープンクラスではやはり野村/山村組が速く、2位のつちや/豊田組に4秒の差をつけた。一方、チャレンジクラスでも鎌野/下里組が2位の平石/清島組に4秒のアヘッドを得た。

チャレンジクラス表彰
★★★★★★★★

表彰式

すべての競技を終え、参加者がゴール地点の丹生川支所へ戻ってくる頃には空も明るくなり、薄日も射すほど天候は回復していた。
ヴィッツチャレンジの参加者は競技中はしっかりとコンペティションモードであるが、終了後は和気藹々なのが大きな特徴のひとつとなっている。表彰式までのひと時を、暫定結果を眺めつつ、今終わったばかりのラリー談義に花を咲かせているようであった。

表彰式は丹生川支所に隣接するホールで行われたが、毎回増える参加者で広いホールもやや狭く感じられるほどであった。
表彰式においても、初参加の方の紹介などを交えた和やかな雰囲気で進行し、入賞者や特別賞の受賞者は、協賛各社からの章典を手に満足のようであった。

チャレンジクラス表彰
チャレンジクラス表彰

チャレンジクラス表彰

各SSでオープンクラスにも迫る速さを見せた鎌野賢志/下里克仁組が2位の和田健也/谷寿智組に11秒近い差をつける快走で優勝した。

チャレンジクラス表彰 チャレンジクラス表彰
優勝〜3位 4位〜6位

オープンクラス表彰

5箇所中3本のSSを制した野村長/山村浩三組が優勝、昨年度シリーズ2位のつちや勝/豊田耕司組が定位置の2位を得た。

オープンクラス表彰 オープンクラス表彰
優勝〜3位 4位〜6位
SECTOR
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