仲間が支えてくれるから、僕たちもがんばれます！

（2008年8月17日 公開）

ＦＫマッシモネッツ群馬Ｖｉｔｚ （クラス1）
Driver：　松岡　淳さん（群馬県出身／群馬県在住）
Co-Driver：　武田宏一さん（兵庫県出身／群馬県在住）
所属クラブ：　G'spice

2002年のプレシーズンから参戦する彼らは生粋のTRDヴィッツチャレンジ育ちの若手ドライバーといってもいいだろう。 まずはSCP10（1000cc）での参戦。みるみるうちに実力をつけ、数々の優勝とシリーズ入賞を果たした。

また、彼らのチーム 「チームいまいち」はTRDヴィッツチャレンジの和気藹々とした雰囲気を大きく支えている。 トラブルがあったときに、チームを超えて快く手助けをしてくれる。彼らの明るい笑顔と前向きな行動に心を和ませた選手は多いことだろう。

仲間が仲間を呼び・・・今シーズンも彼らと「チームいまいち」はさらに盛り上がっている。 そんな彼らの今までと、NCP91（1500cc）にステップアップした経緯を語っていただこう。

TRDヴィッツチャレンジをはじめたきっかけ

松岡　何かモータースポーツを始めたくて、まずは県戦ジムカーナに出ようと思ってヴィッツを買いました。 ところがプレイドライブ（モータースポーツ誌）でTRDヴィッツチャレンジのプレシリーズの記事を見て、『ヴィッツでWRCスタイルのラリーをする』というのが面白そうだ！と思い、参戦していたG'spiceが近所だったので扉をたたきました。 それから現在まで、車両製作等でお世話になってます。 参加するにあたって右も左もわからない中、「サービス」というものがあると聞き、何をしたら良いのか誰も知らなかったのですが、友人に相談をしたら「タイヤ位なら運ぶよ」と言ってくれたのでお願いしました。これが僕たちのチーム「チームいまいち」の始まりです。 初参加の前日、「どうせなら、何かステッカーを張ろう」ということで、突貫作業でカッティングシートを張り白黒ツートンの車両で参加しました。 当初コ・ドライバーをお願いしていた高校時代の同級生が仕事で休みが取れなくなり、代理コ・ドライバーとして武田さんにお願いをしたのがこのコンビの始まりです。

武田　2004年頃から「チームいまいち」のサービスで参加し、TRDヴィッツチャレンジに親しんでいました。 そのうち私も「人生に一度はWRC形式ラリーに参加したい」という夢を持つようになり、松岡くんのコ・ドライバーとして参戦しはじめたんです。 今ではどっぷりTRDヴィッツチャレンジににはまってます（笑）

メンテナンスはどうしていますか？

ネッツトヨタ群馬ばんどうばし店　G'spiceで参加当初からお世話になってます。 それと、工作は大好きなので、仲間たちと一緒にカラーリングしたりして楽しんでいます！

今シーズンの目標

松岡　参戦するからには完走です。趣味は楽しく、長く続けたいですね。その上で勝てればもう最高です。
武田　尊敬するフィル・ミルズ（WRCコ・ドライバー）のように、CoolなCo-Drvingが出来たらよいですね！

未来のヴィッツチャレンジャーへ

松岡　せっかく参加するのだから楽しく走りたいですし、遅くとも同じ失敗を繰り返さないように心がけて走れば、次に走るときには前よりも少し早く走れるので、その充実感も面白いですよ。
武田　コ･ドライバーはペースノートを読むだけ、では無いです。WRCコ・ドライバーを演じる気持ちで！楽しいですよ！